
葬儀というのは、悲しいことですが、いざとなるとどうしていいのかもわからないですし、慌てないためにも準備が必要になります。大変そうなイメージはありますが、決してそんなことはありません。まず必要になるのが写真です。
遺影写真というのは、日常撮影したものでも使われますし、あまり撮影していないという場合でも、数年前に撮影されたものがあれば、それで大丈夫といえます。後は、状況によって、親戚や親しい人等に連絡することになります。
連絡網に関しては重要です。基本的に、葬儀社によっても違いはありますが、信頼できるところであれば、スムーズに葬儀ができることになります。情報を集めることはとても重要です。また、準備というと、不謹慎だと考える人ももちろんいます。
確かにそうかもしれませんが、例えば余命を宣告されている場合、やはりその時がきてからではバタバタしてしまいます。
葬儀に参加し、遺族から、是非一目会ってやってくださいと、故人との対面をすすめられることがあります。そのときは、お別れさせていただきます、と挨拶をして、謹んで受けましょう。なお、故人との対面は、弔問客から申し出ることは控えます。
事故や長い闘病生活のあとでは、遺族としては故人の顔は見せたくないということもあります。では、もし故人との対面を辞退したいときはどうすればいいでしょうか。遺族から対面をすすめられても、悲しみのあまり、故人との対面がとてもつらい場合があります。
そんな時は、お目にかかるとかえって辛くなりますから、どうぞこのままで、悲しみが深くなりますので失礼させていただきます、と正直に伝えて辞退させてもらいましょう。対面するときは、遺体の枕元で両手をつき故人に一礼します。
おだやかなお顔ですね、などと一言いたわりの言葉を述べるようにします。
先日、父方の祖母が亡くなり葬儀に参加することになりました。生まれてはじめての経験でしたので、自分はどのように動いていけばいいのかわからず、全て両親に任せるように動いていました。しかし、その中でも一度参加しただけでもわかることはたくさんありました。
まず、喪服に関しては誰もが黒色を着ており、学生服だったあのときは今後あのような服装をしなければならないのかと考えました。また、葬儀中には司会の進行にあわせて動いていかなければならないのですが、その中で祖母の遺体に近づくとユリの花が添えられており、かなり綺麗な印象を受けました。
まだ元気に生活していた祖母のままに感じましたので、お別れをするということが実感できなかった記憶があります。ですが、今考えると参列することでお別れができているのだと知りましたので参加してよかったはずです。